石川・輪島出身の漫画家・永井豪氏が被災者にエール 地元の記念館焼失も「いくらでもまた描いたり作ったりすることが出来る」

 永井豪氏
 永井豪氏が所属事務所の公式「X」で公開したメッセージ
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 「デビルマン」「キューティーハニー」などで知られる漫画家・永井豪氏が10日、所属する「ダイナミックプロ」の公式Xで、1日に発生した能登半島地震で被災した石川県輪島市立永井豪記念館について言及し、被災地へのメッセージを送った。

 永井豪記念館は地震で大きな被害を受け、火事で焼け野原となった輪島の朝市通りにあり、ネット上では記念館も焼失した様子が映像とともにアップされていた。

 永井氏はXに直筆のサインを記した文書を添付。「毎日報道される故郷・輪島の映像と、私の頭の中に記憶している故郷の景色とのギャップに愕然とし、心を痛めています」と率直な心境を吐露した。

 さらに「このたびの地震で輪島市および輪島市立永井豪記念館も被災したことを知り、私のことを心配した方から温かいお言葉を毎日いただいております。この場を借りてお礼を言わせてください。本当にありがとうございます」と、励ましの声に感謝を述べた。

 記念館の現況については「おそらく多くの展示物が被害を受けたのではと思いますが」としつつ、「私は現役のマンガ家ですので、もし失われていたとしても、いくらでもまた描いたり作ったりすることが出来ると思っています。そのこと自体は大したことではありません」とキッパリ。「それよりも今は、輪島をはじめとする各地で被災されたみなさんが一日でも早く元の生活を取り戻せるよう、少しでもお手伝いができればと思っております」と被災地への支援を誓った。

 そして最後に「余震等もあり予断を許さない日が続いており、今はまだ先のことを考えられる状況ではないかもしれませんが、頑張って乗り越えていきましょう!」と被災者にエールを送った。

 「ダイナミックプロ」もXに現況報告の文書を添付。記念館の被災状況について「確定的な状況は得られておりません」としつつ、「記念館焼失の事実につきましては、報道によって弊社でも把握、確認しております」と明かした。

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