JUMP山田涼介 言葉を発しない難役への挑戦「死んだ魚のような目をして生きてほしいと言われて」

 ハートマークを作る(左から)古田新太、山田涼介、浜辺美波、野村周平(撮影・出月俊成)
 客席から登場する浜辺美波(撮影・出月俊成)
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 Hey! Say! JUMP・山田涼介(30)が10日、都内で主演映画「サイレントラブ」(26日公開)の完成披露試写会に浜辺美波(23)、野村周平(30)、古田新太(58)らと登場した。

 同作は「ミッドナイトスワン」などの内田英治監督によるオリジナル脚本で、ある出来事をきっかけに声を発することをやめた青年(山田)と、不慮の事故で目が不自由になってしまった音大生(浜辺)の純愛物語。難役への挑戦となった山田は、約1年半前という撮影を「触れたもの、感じたものを表現しようと何も構えず現場に行ったら、監督に『死んだ魚のような目をして生きてほしい』と言われ、何を言っているんだろうと思いましたが、何かが初日でつかめました」と懐かしそうに振り返った。

 また、役作りとして盲学校に赴いての勉強に加え、ピアノの練習も積んでいたという浜辺も「台本では体温や指先でコミュニケーションを取ると書いてあって、わかるのかなと思っていたが、現場に入ると山田さんや野村さんの体温を感じて、どっちがいるかとか気配で分かったと思います。今はわからないですが、あの時は目を伏せていることも多く、そこが研ぎ澄まされていた」と語った。

 イベント中、今年の抱負を問われた山田は「やりたいように、やりたいことをやって生きていく人間なので、先のことを考えるのはあまり…」と話し「今は目の前にあるサイレントラブが多くの人に届くようにたくさん広告することを考えています」と意気込んだ。そして「『世界一静かなラブストーリー』というキャッチコピーがついているが、本当にピュアな2人の恋物語だが、静と動がすごくハッキリしている。激しい部分は良い意味で裏切られると思うぐらいビックリする内容になっているので、ぜひ楽しんでほしい」と呼びかけた。

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