吉川晃司「映画ドラえもん」で声優デビュー 音楽家ロボット役 物語の重要なキーパーソン
歌手で俳優の吉川晃司(58)がアニメ映画「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」(3月1日公開)で声優に初挑戦することが11日、分かった。俳優・石丸幹二(58)も同シリーズに初参加。演技派で知られる58歳コンビが国民的アニメ映画を彩る。
今年でデビュー40周年を迎える吉川が声優デビューを果たす。「映画ドラえもん-」は1980年に第1作が公開され、今作で43作目を迎えた不朽のアニメ映画。今回はドラえもんと仲間たちが地球の危機を救うべく、「音楽」を通じたハーモニーを生んで、大冒険を繰り広げる。
吉川は物語の重要なキーパーソンとなる、惑星ムシーカの音楽家ロボットたちを率いるリーダー、マエストロヴェントーを演じる。音楽家ロボット役について「自分も音楽をやっていて、音楽は人生の軸でもあるので、この役をいただいたことは、うれしかったです」と自身の道のりと重ね合わせた。
初のアフレコには「緊張しましたし、キャラクターの動きに声を合わせることは新鮮な体験でした。しっかり言葉を届けることが一番大事だと思うので、はっきりと言葉を話すように努めました」と振り返った。
音楽家ロボット・ワークナーを演じる石丸は「ドラえもんの世界は子供の頃からの憧れでした。声で参加できるとは夢のようです。きっとお客さんも楽しんでくれると思います」と喜びを明かした。