鈴木紗理奈「サンジャポ」での松本人志問題への率直発言に称賛多数「とても共感できる」「道理を説いた」

 タレントの鈴木紗理奈が14日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS系情報番組「サンデー・ジャポン」(日曜、前9・54)に出演。「週刊文春」の報道に対する訴訟に注力するために芸能活動の休止を発表したダウンタウン・松本人志の問題に関し、踏み込んだ発言を行った。

 鈴木は冒頭でこの問題に触れた際「芸能界も今、変わるタイミングというか…」と発言。「やっぱりうかつなことは言えないし、利害関係があるので、私たちは」と、芸能界全体に忖度がまん延していることを“内部”の立場で認め、「これから芸能界も変わらないとだめだし、私たちも思うことをもうちょっと自由に言っていこうとしてるタイミングだとは思います」と言い切った。

 また、かつて“元カレ”のたむらけんじが松本に女性をアテンドしていたと報じられたことには、たむらから松本の接待情報を教えられていたことを告白。その上で「それがこういう合コンだったんだって思うと、めちゃくちゃキモいなって、今思ってますね」と厳しい表情で話した。

 さらに松本に関して「後輩や女性に対して、もうちょっと配慮があってほしかった」とキッパリ。「芸能界だけに限らず、どの世界でも、上に立ってる人間は下の者に対して配慮しないと、こういうことが起こりうるなというのは感じました」と、松本を中心とした上下関係にも言及した。

 さらに「女性へのバッシングがすごい目に付くんですけど、『警察行ったら良かったやんか』とか『8年前のこと』とか、それが結構気になってて」と、週刊文春に告発した女性を慮る発言も。「弱者の人が勇気を持った発言が世の中からこういう風にバッシングされて。関係ない当事者じゃない人たちが社会から追い出すっていうことは、やっぱりちゃんと考えないといけないなと思いますね」と疑念を呈した。

 こうした率直な発言に、ネット上では「とても共感できる」「鈴木紗理奈さんその通り!被害者の落ち度を叩くべきじゃない」「鈴木紗理奈氏は、芸能界が変わる必要を口にし、道理を説いた」「『私たちには利害関係があるので』鈴木紗理奈さんの言葉が全てだよね」などと称賛の声が相次いだ。

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