パックン エスパー伊東さん死去に「本物の芸人」 谷原章介は「人の心をあったかくする超能力使えた」
パックンこと米国人タレントのパトリック・ハーランが17日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。16日に63歳で死去したことがわかった、お笑い芸人・エスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとう・ますお)さんを「本物の芸人」とたたえ、悼んだ。
舞台やテレビはもちろん、飲み会にもよく行ったというパックンは「本物の芸人ですよ。やってみればわかるんですよ。失敗キャラとかいじられキャラとか、これつらいんですよ。精神的につらいような芸を何十年も貫く。オンもオフもなく、どんなちっちゃい会場でも人の前に立って笑ってもらう」と尊敬を込めて力説。
続けて「それを生きがいにしていたエスパーさん亡くなるの、すごい寂しいですよ。でも、たくさんの笑いを残してくれたことに感謝してます」と、しみじみ話した。
MCを務める俳優の谷原章介もエスパー伊東さんが「大っ好き」だったといい「正直、超能力ではないんですけれども、全力でやってる姿に勇気もらえたんですよ」と微笑み「エスパーさんって僕、人の心をあったかくする超能力使えたと思うんですよ。本当に残念です」と独特の存在感で楽しませた芸人をしのんだ。