エスパー伊東さん死去、63歳 南部虎弾「悔しくてしょうがない!」

 お笑い芸人として活躍したエスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとう・ますお)さんが16日に亡くなった。63歳。所属事務所の代表で、ビートたけしのモノマネで知られるタレント・ビトたけしがデイリースポーツの取材に応じ、認めた。

 一方、親交の深い電撃ネットワークの南部虎弾は16日深夜に自身のX(旧ツイッター)で、「ああ、悔しくてしょうがない!エスパー伊東くんが亡くなったそうです!ビトたけし君からは発表しないでくれ! と言われたのですが、あれほど会わせてくれと懇願して 『コロナが終わったら、会わせてくれる』と言ってたのに ほんと、すぐ近くに親しい人もいたのに、施設の名前すら隠していた。」などと、ビトへの複雑な感情をぶつけながら投稿した。

 エスパーさんは右変形性股関節症と診断され、18年12月に休業を発表。カバン芸で股関節を酷使したのが悪化の原因だったという。そのころには足や体が不自由なだけではなく、ろれつが回らないなど言語障害も悪化しており、病院で診察を受けたところ、「多発性脳梗塞」と診断されていた。

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