高橋洋一氏「どっかの野党党首が足ケガして被災地行って 迷惑」れいわ山本太郎氏の現地入りぶった斬り「現場に任すしかない」
元財務官僚で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授が18日、YouTubeチャンネルを更新。岸田文雄首相が能登半島地震の被災地へ視察するのが「遅い」と批判する声に「的外れ」とこき下ろした。
高橋氏は1995年の阪神淡路大震災時には、「自衛隊出動を要請するかしないかを議論して遅れちゃったということがあった」と回顧。現在は大型地震があると、「自動的に自衛隊が動くことになっているから、岸田さんが行くか行かないかなんて、どうでもいい」と話した。
その上で首相が被災地に入る場合は「一人でぶらっと行くわけじゃないから、警護なども大変。部隊で行くから数十人クラスになっちゃう」とし、「なるべく迷惑をかけないように行くのはごく普通だと思う。すぐ行ったところで足手まとい。来られても困る」と持論を述べた。
首相の被災地入りの意味は「パフォーマンスだよ。ちゃんと行って見てるぞという。見たところでまったく意味が無い。専門家でもなんでもないから」とコメント。
「どっかの野党の党首が、『俺はちゃんと行ってるんだ』と言ったら、足ケガして行ってるんだから、あんなの迷惑だし、『フェリーをすぐやれ』って、やってたんだよな。『すでに出てます』って言われてたよな」とぶった斬り。自ら被災地支援のため能登に乗り込み、SNSで首相や各党党首の被災地入りが遅いことを批判した、れいわ新選組の山本太郎代表を批判した。
その上で、「素人が見たって言えることはない。過去の知識が蓄積する現場の人に任せるしかない」と話した。
その上で「現場で働いている自衛隊とか自治体の人に『ご苦労さん』って慰労に行くのが本来の趣旨」「いまできるのは、補正予算を組んで安心してくれ、というだけ」と説いた。