少年院出身アイドル・戦慄かなの、体調不良でライブ活動を無期限休止「自分が本当に壊れてしまう前に」
少年院出身のアイドル・戦慄かなのが20日、体調不良のため無期限でライブ活動を休止することを自身の公式SNSで発表した。
戦慄はSNSで「自分が本当に壊れてしまう前に沢山考えて決めました」とし、スタッフによる報告と自身のメッセージを印刷した紙の画像を投稿した。スタッフの報告では「日頃より戦慄かなのに応援、ご支援賜り誠にありがとうございます。この度、戦慄かなのにおきまして体調不良により、本日1/20をもちまして、ソロ、femme fatale、悪魔のキッスのライブ活動を全て無期限で一旦休止させていただきます」と明らかにされた。
戦慄名義の文書では「今日までずっと駆け抜けるように活動していましたが、一年前くらいから何もやる気が起きなくなり仕事や生活が手につかなくなっていきました」と現状を説明。「私の生きがいはライブや音楽活動、それを表現するための全ての可愛いものを作ることで、それに集中できない環境に身を置いていることがどんどんストレスになっていき、気付いたら何もできない身体になっていました」と理由を明かした。
その上で「活動休止中は治療に専念し、活動再開に向けて色んなことを準備したり自分を取り戻す期間にしたいと思っています。SNSはインスタのストーリーを今まで通りたまに更新したいと思っています。絶対に生きてまたみんなと会いたいです。いつも応援してくれてありがとう」と結んだ。
戦慄は高校時代、窃盗やJKビジネスなどで1年8カ月の間、女子少年院に送致された。2009年9月にアイドルグループ・ZOCのメンバーとして活動をスタート。同10月には妹の頓知気さきなとアイドルユニット・femme fataleを結成した。22年には香椎かてぃとユニット「悪魔のキッス」を結成。ソロ活動も含めて多様な活躍を見せていた。