落語家の錦笑亭満堂（４０）が２１日、東京・日本武道館で「三遊亭とむ　改メ　錦笑亭満堂　真打昇進興行～満堂フェス　ｉｎ　日本武道館～」を行った。落語家による日本武道館での独演会は、春風亭小朝に続く２人目。

　昨年７月から半年間にわたる真打披露興行の千秋楽公演。大箱での開催にこぎつけ、満堂は「大がかりで信じられないお金が掛かっている。赤字を背負うでしょうけど、落語で返せるように頑張ります」と活躍を誓った。

　当初スピードワゴンで出演予定だったが、小沢一敬（５０）の芸能活動自粛により、井戸田潤（５１）がソロで出演。井戸田の登場で、観客６０００人による拍手と「頑張れ！」「ハンバーグ！」といった声援が飛び交った。

　さらに「スピードワゴン最高！」と声が上がり、これに井戸田は「そんな事言われたら小沢さんが泣いちゃう」と感謝。「いつになるか分からないけど、スピードワゴンで皆さんの前に立てることを願っています」と前を向いた。