生田絵梨花がソロデビュー 作詞作曲の作品中心に収録「皆さまの日常に寄り添えられたら」

 22日に27歳の誕生日を迎えた元乃木坂46の生田絵梨花が初ミニアルバム「capriccioso(カプリチョーソ)」を4月10日にリリースし、ソロデビューを飾ることが21日、分かった。

 リード曲「Laundry」など、自身が作詞作曲を務めた楽曲を中心に収録。伸びやかな歌声と幼少期から培った高いピアノ演奏技術を披露している。生田は「歌うこと、ピアノを弾くこと。それは小さい時から続けてきた自分の人生になくてはならないものです。曲を作ってみようと思ったきっかけは、コロナ禍のステイホーム期間でした」と回想。「ライブができるようになったら自分で作った曲をみんなに聞いてもらいたい。その景色をイメージしながら、ピアノの前に座って、言葉やメロディーを試行錯誤しながら紡いでいく時間が日々を生きるモチベーションになっていました」と製作の日々を振り返った。

 タイトル「capriccioso」は音楽用語で「気ままに」の意味を持つ。音を楽しむ生田の意気込みを投影した。初回生産限定盤A、Bをリリースし、それぞれの付属BDにライブ映像を収録。生田は「皆さまの日常に音楽を通して少しでも寄り添えられたら」とPRしている。

 ◆生田絵梨花(いくた・えりか)1997年1月22日生まれ。ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。2011年8月に1期生として乃木坂46に加入。歌唱力に定評があり「レ・ミゼラブル」などミュージカルに多く出演。19年に第44回菊田一夫演劇賞を受賞。昨年、お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一(40)と結成したダンス&ボーカルユニット「ハマいく」で「第74回NHK紅白歌合戦」に特別企画枠で出演した。

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