維新・音喜多駿氏が山本太郎氏を批判「松葉杖で被災地 誤ったヒロイズム」→ラサール石井が批判→事実誤認指摘も

 タレントのラサール石井が22日、X(旧ツイッター)を更新。日本維新の会の音喜多駿衆議院議員の書き込みに、反論するポストをつづった。

 音喜多氏は、大和市議会議員が20日にアップしたれいわ新撰組・山本太郎代表が能登半島地震の被災地を訪ねた時の写真とともに「ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うんだろ」とコメントを添えたことに異論。

 「まだ余震などで二次災害が心配される時期に、自らの身も守れない状態=松葉杖をついてわざわざ被災地に行くのは、災害現場の常識では考えられない。敢えて写真まであげて、何といったい闘っておられるのか。自分の身を顧みずに現地に行くのが正義という誤ったヒロイズムには警鐘を鳴らし続けるべき。」と記した。

 この書き込みを批判的に取り上げたのがラサール。「地震発生直後、台湾を出発し10時間かけて2日には現地に入った台湾の方の映像を見た。瓦礫の下の生存者を救出していた。『行くな』の号令がなければ、自衛隊が一万人入っていれば、低体温症で亡くなる人を助けられたのでは」と指摘。「被災者は、部屋で叫ぶ人と現地を松葉杖で歩く人とどちらに共感するだろうか」と問いかけた。

 この書き込みには、「自衛隊に『行くな』の号令はかかっていない」など、事実誤認を指摘する声や「部屋で被災地の情勢を見守って被災者の無事を叫ぶ人に共感する」などの声があがった。

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