菊間千乃弁護士 松本提訴の5億5千万円「驚く金額ではない」 裁判見通し解説「場合により小沢さんも」
元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が23日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演。番組では、松本人志が女性を巡る報道で名誉を毀損されたとして文芸春秋などに5億5千万円の損害賠償などを求めて提訴した件を伝えた。
菊間氏は「5億5千万円」について「金額が大きいと思う方もいるかもしれないですけど、松本さんが年間で稼いでいたかは分からないですが、相当なレギュラーをもっていて、それで休業となっていることからすれば、驚くような金額ではないのかなという気がしました」と述べた。
裁判については「客観的な物理的な証拠があれば、録音とか録画があれば明らかですが、8年前、9年前の出来事なので、ないということになれば」として、双方の「証人尋問」が主体になるとの見方を示した。
ただし「結局、言った言わないって話になるので、なかなか難しいのではと思いました」と述べた。
「両方がそれぞれの主張をして、裁判所がどちらの言っていることがより合理的かを判断する」と説明したうえで、「密室の場合は、2人だけの話になり、どちらが言ってることが正しいかも分からない」と指摘。
「場合によっては小沢さんとか、その場にいた放送作家の方とか、ほかの2人の女性とかにまで話を聞くことになるかもしれず、そうなると時間はかかる」と語った。