「ウオッチ9」突如降板のNHK青井実アナ 未申告の役員報酬で厳重注意 祖父は丸井創業者
NHKの「ニュースウオッチ9」のキャスターだった青井実アナウンサー(43)が、上司の許可を得ずに役員報酬を得ていたとして、厳重注意を受けていたことが24日、関係者への取材でわかった。青井アナは今月17日に一部で近く退職すると報じられ、翌18日に同番組を電撃降板していた。
NHKは24日、デイリースポーツの取材に対し、「職員個人に関わることにはお答えしていません」と回答した。関係者によると、NHKでは、副業は基本的に禁止されているが、上司の許可を得たものは可能。局内の規定では、厳重注意は懲戒処分の対象には当たらないという。
青井アナは祖父が丸井グループの創業者。慶應大卒業後の2003年にNHKに入局。22年4月に「ニュースウオッチ9」のキャスターに就任した。
「ニュースウオッチ9」は18日から青井アナの姿が突然消え、田中正良&林田理沙キャスターの2人体制に。降板については触れられていない。NHKは青井アナについて、取材に対し「18日に本人から申し出があったため、出演しないことになりました」と説明していた。