「ヤクルト1000」新CMに「AI龍馬」が登場「日本で一番著名な挑戦者」
25日に放送開始された、乳酸菌飲料「ヤクルト1000」の新CMキャラクターとして、AIで作成した坂本龍馬が起用されている。
これまで同製品の広告には、23年に三冠王を獲得した東京ヤクルト・村上宗隆内野手や音楽プロデューサー・秋元康氏、歌手・MISIAら、日本を代表するプロフェッショナルを起用し、「挑み続ける姿」を描いてきた。今回の“AI龍馬”の起用について、ヤクルトの広告部制作課長・久松一正は、「プロの起業家であり、日本を近代化させるために奔走した日本で一番著名な挑戦者として」と説明。土佐藩を脱藩した28歳当時の坂本龍馬を、AIとCGで再現したという。
また、AIを用いて龍馬の再現性を高めたことについて、久松氏は「28歳のひとりの若者が、歴史を変える大きなチャレンジしたことを表現したかった。そのために現代にいかにもいそうな、人間としてのリアリティを追求しました」とした。
新CMの放送に合わせ、同日に龍馬の故郷である高知県の「ひろめ市場」で、リアル龍馬像の除幕式を開催。龍馬の子孫で坂本家十代目当主の坂本匡弘さんらが参加した。