爆笑問題・太田光が２８日、ＴＢＳ「サンデージャポン」に出演。松本人志の女性を巡る週刊文春報道に絡み、告発した女性への心配を口にした。

　「文春で証言してる女性たちは、別に松本さんを犯罪者だ、って告発してるわけではなくて、こういうことがあって、自分の中で傷として残ってる。それは松本さんは意識してないかもしれないけれど、私は傷ついたんですよ、ってことを。今まで言える状態じゃなかった。だけど、あれは傷だよね、と思ってくれる社会になってもらえたら、自分もやっぱり傷だった、って言える、そのことが彼女たちにとっては、もしかしたら一番大事なことで」と告発した女性たちの思いを推察。

　「彼女たちは松本さんをこてんぱんにやっつけて、立ち直れないほどの打撃を与えようとしてる訳ではないような気がする」とした。

　「だけど（週刊）文春の意向はそことはちょっと違う」と指摘。「文春は社会に一石を投じる、って意識があって。彼女たちそれぞれの本質と、ちょっとずれていっちゃうことが、果たしてこれでいいのかな、と思うし。こういうことがあると、文春が意図している以上に『私刑』みたいなことが広がっていく。すると１人の人間がこてんぱんにやっつけられる。そこは注意しないと、人を守れなくなっちゃうし」とＳＮＳの在り方も含めて警鐘を鳴らした。