爆笑問題・太田光が２８日、ＭＣを務める「サンデージャポン」に出演。松本人志の女性を巡る週刊誌報道について、後輩芸人を心配した。

　松本は２２日、「週刊文春」発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に５億５千万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こした。

　太田は「今回提訴したってことは、松本さん自身はファイティングポーズを取ったんだと思うんですよ。松本さんは自分の考えで、芸能界をサバイバルしてきて、勝ってきた人だから、いろんな人が忠告するかもしれないけれど、松本さんが自分が考えたやり方で正解だと思う」との見解を示した。

　その上で「むしろ今心配なのは、あそこ（報道）に出てくるほかの芸人たちが、今どうしていいか分からない状態に追い込まれてんじゃないか」とホテルでの飲み会をセッティングしたり同席した後輩芸人を心配。

　「これを言ったら松本さんに迷惑がかかる、みたいなことを今もなお考えているのだとしたら、『今はその局面じゃないよ』って。『大げさに言えば生きるか死ぬかだよ、お前ら』と。自分を守れるのは自分しかいないわけだから、そこを考えるんじゃなくて、自分がどうしたいかは、自分で決めるべきだと思うし。この証言をしたら、もしかしたら迷惑がかかる、みたいなことを考えているのだとしたら、そこを考えるんじゃなくて、自分のことだけを考えるべきだし」と助言。

　「自分が助かりたいことを意思表示しないと、周りがいくら助けたいと思ってても、助けられないからね。そこはあそこに出てる芸人たちも、松本さんの不利になるんじゃないか、と考えるかもしれないけど、今は自分を守るべき」と報道で名前が出た芸人に、松本を守るよりも、自分を守るべき、とのメッセージを送った。