２８日に放送されたＴＢＳ系日曜劇場「さよならマエストロ－父と私のアパッシオナート－」では、トランペットの大輝（宮沢氷魚）と、チェロの蓮（佐藤緋美）のケンカと、その後が描かれた。

　ＣＤまで出したプロ顔負けの腕前を持つ蓮が晴見フィルに参加するようになるも、耳が鋭いため、メンバーのミスを聞き逃せない。「気持ち悪いんですけど。トランペットのピッチがです。あなたです」と大輝の腕前を指摘。さらに「ティンパニも４９の出だし、遅れましたよね？」「コンマスさん、さっきの合図じゃ入りづらいです。５５のスタッカート、弾けてません」など言いたい事を言ってしまう。

　その後の練習でも蓮はあからさまに大きなため息をつくようになり、大輝は「ため息はやめようよ。分かる？この雰囲気。全然楽しくない。みんなビビっちゃってる」と連に注意。連は「あなたがいいますか？そもそも指摘したところ、直ってないの意味わからない。練習したんですか？」などと言い放つ。

　その後も言い合いは収まらず、帰ろうとする連を押さえ、大輝は「ぼくが帰ります！ヘタクソでごめんねっ！」と捨てぜりふを吐いてホールを出て行ってしまう…。

　大きな亀裂が走った晴見フィルだったが、マエストロの俊平（西島秀俊）のあるアイデアで、蓮と晴見フィルの溝が埋まっていき…。

　大輝演じる宮沢は、ＴＨＥ　ＢＯＯＭの宮沢和史の息子。蓮を演じる佐藤緋美は、父は俳優の浅野忠信、母はミュージシャンのＣＨＡＲＡ。才能ある二世同士の共演にネットも「才能溢れる二世の対決」「ＴＨＥ　ＢＯＯＭの息子とＣＨＡＲＡの息子の言い争い」「宮沢氷魚くんと佐藤緋美くんのデュオが素敵すぎて悶えました」「宮沢氷魚くんと佐藤緋美くん、すごかったわ」など、高い注目を集めていた。