男性デュオ・ゆずが、６月８日から横浜アリーナで４日間開催されるアイスショー「氷艶ｈｙｏｅｎ　２０２４　－十字星のキセキ－」の全公演にスペシャルゲストとして出演し、ショーのために書き下ろした主題歌の新曲を披露することが３０日、分かった。曲タイトルは未定。

　人気デュオが前代未聞のスタイルで最新曲をお披露目する。同ショーは、フィギュアスケーターで昨年に現役引退を表明したバンクーバー五輪・銅メダリストの高橋大輔氏（３７）が主演。演出を宮本亞門氏（６６）が手がけ、日本文学の名作「銀河鉄道の夜」をモチーフに構成する。ゆずは全公演に登場し、主題歌を歌唱。物語全編で流れる主題歌以外のゆずの楽曲を出演者らが歌唱する予定。

　ゆずの２人は開催地の横浜が出身。北川悠仁（４７）は「多くの方が横浜に集まってくれたら、うれしい」とコメント。「ショー全編でゆずの楽曲が流れるということ、大変光栄です。アイススケートに関わらせていただくのは初めての経験なので、どんなステージになるか未知数な部分はありますが、きっとゆずの楽曲がアイスリングの上で、また新たな響き方をしてお客さんに届くんじゃないかなと楽しみにしています」と意気込んだ。

　高橋氏は「ゆずさんと共演させていただくこととなり大変光栄に感じています。偉大なアーティストの方々と共に創り上げるキセキを、ぜひ会場にて目に焼き付けていただき、皆様の人生に豊かさをもたらせるよう精いっぱいがんばります」と気合十分に語った。

　フィギュアスケート金メダリストの荒川静香氏、アイスダンスで高橋氏のパートナーを務めた村元哉中氏、俳優の小野田龍之介らも出演する。