「パプワくん」漫画家「ワイドナショー」で号泣 芦原妃名子さん急死に「漫画家全員動揺してる」「自分大切に」ウエンツも涙
「南国少年パプワくん」で知られる漫画家の柴田亜美氏が4日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演。「セクシー田中さん」の芦原妃名子さんが急死したことについて語り、号泣した。
芦原さんは、昨年10月スタートにドラマ化されるにあたって、日本テレビと脚本をめぐりトラブルが起きたとされる。
コメントを求められた柴田氏は、歯を食いしばるような表情で「まずは、遺族の方みなさまに、心からお悔やみ申し上げます」と語り、こみ上げるものを何とか抑えながら話した。
自身の作品もアニメ化される際に、類似した事象はあったと話し、「実写ドラマ化の難しさの話も聞いていた。今回、一番、悪い形で出たなと思いました。なにか疎通が取れていなかったのか。止められる段階があったのではないか」と話すと、嗚咽があふれた。
柴田氏は、脚本家を中傷することは「やめましょう」と呼びかけ。「33年、漫画家をやっている中で、一番ショックなできごと。漫画家全員がみな動揺している」と話し、仲間の漫画家、編集担当に「自分を大切に。どうしても描けなければ、休むことも許してほしい」と懇願。柴田さんの涙に、共演したウエンツ瑛士らも目を真っ赤にした。
芦原さんについては「すごい才能の人と思いました。間違いなく、この作品は原作者のものだと思いました。すごい作品を書かれた方なので、作品は残るから、安らかにということはまだ言えないけど、どうかゆっくりと休んでください」と語りかけた。
一方で「ゴールデンカムイ」「キングダム」など近年、成功した漫画実写化作品を例に、「いい方向に向いている例もいっぱいある」とコメント。柴田氏はその上で「その流れを止めないためにも、作品とかドラマとかも見てなくて、悪いできごとがあったら乗っかってギャンギャン騒げという連中は去って下さい、やめて下さい」と怒りもにじませた。
◆よりそいホットライン 0120・279・338