主演・阿部サダヲ、脚本・宮藤官九郎のＴＢＳドラマ「不適切にもほどがある！」第２話が２日に放送された。

　第２話では昭和の体育教師、地獄のオガワこと小川市郎が、市バスに乗っているうちに令和にタイムワープした理由が判明した。

　逆に令和から来てなにか事情を知っている雰囲気があった社会学者向坂サカエ（吉田羊）が、自身の夫でキヨシ（坂元愛登）の父の首都工業大学・井上昌和教授（三宅弘城）が、ＮＡＳＡと共同開発して、タイムマシーン第１号機を開発したと説明。昭和の路線バスを改造して製作し、試験走行が行われていることを明かした。

　注目は、井上教授。

　第１話で、昭和６１年の葛飾区立第六中学校の小川学級で「将来の夢」の作文発表時。世界的科学者になることを夢見ている丸刈り頭＆眼鏡の男子生徒が作文を読んでいるが、誰も聞いておらず。昭和に飛んだ後になぜか令和に戻ってきた小川も、もう１回、令和に行って渚（仲里依紗）に会いたいことで頭がいっぱい。

　しかし、男子生徒が作文で映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンのことを読んでいると、小川が反応した。

　同級生が「何言ってんのか分かんねえぞ！ガリ勉！」とヤジると、小川が「うるせえ！」と怒鳴り、「おいメガネ！タイムマシーンって作れんの？」と食いついた。

　男子生徒は冷静に「井上です。理論上は不可能ではないと言われています」と返していた。小川に分かりやすく説明しろといわれ「できると思います。頑張れば」と返すと、小川が「頑張れよ井上！お前ならできるよ」と、別の意味で応援していた。

　ネット上も「そーか」「井上教授ってあの子よな」「科学者になってタイムマシンを作るのが夢って語ってたメガネの生徒、井上くんだ」「井上君は，小川先生に勇気づけられて本当にタイムマシンを開発したってことか」「夢叶えたんだね」「やっぱり井上がタイムマシン開発したのか」と反応する投稿が相次いだ。