KAT-TUN・上田がソロコンサートで気炎 停電もアクシデント“逆手”に「おまえらの声で電気落とそうぜ!」
KAT-TUN・上田竜也(40)が6日、東京・Zepp DiverCityで全国ソロコンサート「MOUSE PEACE 2024~我龍転生~」(5都市15公演)の最終日を迎えた。全20曲を熱唱したライブ後半には、中丸雄一(40)がサプライズで登場。14年ぶりのソロライブに花を添えた。
Zepp DiverCityが揺れた。ライブ後半のKAT-TUNパート。上田が中丸、亀梨和也(37)のソロ曲を歌唱し、その後、「RESCUE」を歌唱中に中丸がステージに登場すると、驚きの歓声と興奮で会場のボルテージは最高潮に。中丸は黒のパンツに白いスエット姿とラフな格好だったが、得意のボイスパーカッションなどを披露。歌唱後はMCでも盛り上げ「見ていたけど、とにかくエモい!引き続き上田竜也をよろしくお願いします」と呼びかけた。
上田のこだわりが詰まった公演は、ド派手な演出から始まった。オープニングでモニターに映し出されたドラゴンが、突如巨大バルーンとなって会場に出現。観客の頭上を縦横無尽に舞った。会場の入る施設が停電した影響で、約20分遅れの開始となったが、冒頭の曲中「おまえらの声で電気落とそうぜ!」と気炎をあげると、会場も呼応。アクシデントを“逆手”に盛り上げた。
「MONSTER NIGHT」では甘いにおいが立ちこめる演出。「お菓子のにおい、視覚、聴覚と詰まりに詰まったエンターテインメントが皆さまをぶん殴ってきます」とファンに通告していたように、ダンスや歌唱だけではない楽しみも詰め込んだ。
さらには上田が“アニキ”と慕う嵐・櫻井翔と、本コンサートのために共同制作をした新曲「ギリスト!」「光射す方へ」をメドレーで披露。コール&レスポンスでは会場が一体となった。
1カ月の全国ソロツアーも最終日。「こんなに濃厚な1カ月、初めてでしたよ。1回1回が本当にすごくて」と実感を込めて振り返った。