７日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」では、久々にスズ子（趣里）の父・梅吉（柳葉敏郎）が上京し、孫の愛子ちゃんと対面。その会話の中で、久々に屋台のおっちゃん＆下宿のチズ夫妻についても触れられた。

　この日の「ブギウギ」では、香川に戻った梅吉が上京。スズ子と愛子に会いに来る。

　スズ子と一緒に住んでいた頃と何も変わらないテンションの梅吉。慣れない子守で泣き叫ぶ愛子。見るに見かねたスズ子は、料理を梅吉に頼み、自分は子守に徹する。料理は「うまいか？」としつこく聞く梅吉に、スズ子は「思い出したわ。お父ちゃんの恩着せや。ほんま疲れるわ」と苦笑いだ。

　愛子が寝た後、梅吉は飲みながらスズ子と会話。東京にいた頃に世話になったおでん屋のおっちゃんと、下宿屋のチズ夫妻はどうしてる？と聞いた梅吉に、スズ子は「屋台のおっちゃんは戦争中に店、閉めてもうたわ。チズさんや吾郎さんは行方知れずや」と説明する。これに梅吉は「そうか…。みんな大変やったけなあ」としみじみする。

　屋台のおっちゃんは、戦争の最中にどんどんおでん種がなくなり、店を閉めることを伝えていたが、チズ夫妻については、スズ子が下宿を出て以降の様子は描かれていなかった。

　それだけに、久々のチズ夫妻の話題が「行方知れず」であることにネットも「また会いたいけど難しいのかなと思わせるセリフに胸がキュッとなる」「東京ブギウギを聞きに来てくれて再会！となったらいいなぁ」「チズさんたち行方知れずなの？どこかでスズ子の歌を聴いてくれてるかな…」「下宿屋の２人が行方知れずになってたなんて…」など、チズ夫妻の動向を気にしていた視聴者が反応を示していた。