元明石市長の泉房穂氏 自民党2問アンケートにあ然「びっくり、調査にすらなってない」
元明石市長の泉房穂氏が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自民党の裏金問題で自民党が議員に課したアンケートがわずか2問だったということに「びっくりしましたね。調査にすらなってない」と斬り捨てた。
この日は裏金問題で自民党が所属議員へアンケート調査を開始したことを取り上げた。番組によると、アンケート用紙には「政治資金収支報告書に記載すべきであった収入の記載漏れがありましたか?」「あった場合は過去5年間の記載漏れ金額をご記入ください」の2問のみだったという。岸田文雄総理は、アンケート調査と合わせて党の幹部の聞き取り調査も行っていると説明している。
これに泉氏は「びっくりしましたね。調査にすらなってない」とあ然。そして今回のポイントについて「調査は誰がするのか」「どの期間(調査)するのか」「調査のやり方」の3点を上げた。
「調査は誰がするのか?」という点について、泉氏は「当然主体は第三者ですよ。小渕選対委員長が、説明責任問われてる方が何を質問するんですか?と。第三者委員会作って第三者が中心で調査すべき」と訴え。
調査対象期間についても「全容解明だから、ちゃんと全期間やるべき。刑事処罰だから5年なだけで、政治責任は幅広く」とし、今回のアンケート調査自体についても「アンケートってなんですかと。虚偽を言われた時に党としてしっかり、公認しないとか、制裁措置を前提にしないと調査の名に値しない。こんなの調査というべきではない」とバッサリ。「自民党のためにもちゃんとやった方がいい」と話していた。