浜田敬子氏、あ然 小渕優子氏が裏金調査担当で「どういう感覚?」過去にドリル優子で炎上
ジャーナリストの浜田敬子氏が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自民党の裏金問題で、党所属議員の聞き取り調査担当が小渕優子選挙対策委員長であることに「違和感」「どういう感覚なんだろうなって思う」と首を傾げた。
この日は自民党が裏金問題で党所属議員へアンケート調査を行ったことを採り上げた。番組によると、このアンケート調査はわずか2問。聞き取り調査は小渕選対委員長らが担当する。
これに浜田氏は「自民党の議員による自民党の人の自己申告の調査が、いかに信用できないかっていうのは、統一教会の調査を見ても出てるわけですよね」と切り出し「きちんと外部の人が調査することが必要」だとした。
さらに、聞き取り調査担当が小渕氏であることに「すごく違和感をもちます」と言い、過去に政治資金不記載の問題があったことに触れ「この人が調査する側に回るかなっていうのは、この人選にはすごく疑問を持ちます」と訴えた。
これに政治評論家の田崎史郎氏は「そういう声はあがるでしょうね」と言い、小渕氏が指名されたのは「党幹部だから」と説明。浜田氏は「うーん」とうなり「私はかつて、こういうことがあったので辞退しますって…。どういう感覚なんだろうと思います」と、過去を踏まえても辞退しなかった小渕氏について首を傾げた。
コメンテーターの安部敏樹氏も「政治資金規正法違反で、ハードディスクをドリルで壊した人が聞き取りに来られても、聞かれた方もお前が言うなって誰もが思うレベル」と失笑していた。
小渕氏は14年10月に政治資金規正法違反があったことを週刊誌に報じられ、経産相大臣を1カ月半で辞任。家宅捜索前にPCのハードディスクがドリルで破壊されたと報じられ「ドリル優子」などとネットで揶揄されていた。