山田邦子、ミス日本審査員の金子恵美氏へ「不倫した女性はミス日本にそぐわないわけですか?」
ミス日本出場の経歴を持ち、今年のミス日本の審査員も務めた元衆院議員の金子恵美氏が6日、TOKYO MX「バラいろダンディ」で、今年のミス日本が既婚男性との交際を理由にグランプリを辞退した問題に触れ、辞退するなら「じゃあなぜ出場したんだって理解に苦しむところはある」と述べた。
番組では、今年のミス日本の椎野カロリーナさんが既婚男性との交際が報じられ、ミス日本グランプリを辞退したことを取り上げた。
金子氏は自身もミス日本に出場した経歴を持ち、今回は審査員を務めていた。「今年はコンテストの最後に、日本らしいというのは、見た目とかではなく、血によるものでもなく、精神によるものだっていう言葉が主催者側から出たんです。私もすごく納得する結果だった」と審査結果に納得しているとした。
椎野さんが選出された際には、ウクライナ出身であることからさまざまな議論がネットで浮上していたが、それについても「多様な社会に踏む込む上で、一歩、いいきっかけになったところまでは良かったが…」とコメント。「御本人の価値観で(グランプリには)そぐわないという考えもあって辞退なさったと思う。受け入れるしかない」と語った。
これにアシスタントの山田邦子が「不倫した女性はミス日本にはそぐわないわけですか?」と金子氏に質問。金子氏は「そぐうか、そぐわないかと言えば、そぐうとは言えないかもしれないですけど」と言い、その理由について「日本の行動の美、心の美を大事にしている、行動のところでどうなのか」と答えた。
さらに「こんなことがあるとは誰も思わないし、身体検査もなかなかできない」とし「なぜ、じゃあ出場したんだってところは、理解に苦しむところは、関係者も思っていると思う」と、椎野さんが既婚男性と交際していながら出場に踏み切ったことに首を傾げていた。