米歌手のテイラー・スウィフト（３４）が７日、東京ドームで、ワールドツアーの日本公演初日を迎えた。４年ぶり１１回目の来日。日本公演は同所で１０日まで開催され、海外女性アーティスト史上初となる東京ドーム４日連続公演を達成する。

　４日（日本時間５日）に米ロサンゼルスで開催されたグラミー賞で、主要部門の一つ「最優秀アルバム賞」を受賞した世界の歌姫が東京に舞い降りた。「コンバンワ！東京、みんなに会えて幸せ」と笑顔がはじけた。

　５年ぶりの来日公演。テイラーが「試したいことがあるの。皆に会うの久しぶりだから、こうやって指さしたらどうなる？」と客席をぐるりと指すと、観客５万５０００人の大絶叫。「ワオ！すごい！」と身を震わせた。

　昨年３月から今年１２月までの２年間で、全世界１５１公演を回るワールドツアー。チケットはプレミア化しており、４日間で２２万人を動員する来日公演は完売。「日本のファンの皆は、私を信じられないくらいサポートしてくれて、歓迎してくれる」と感激した。

　３時間２０分に及ぶ公演は“ベスト盤”のような構成で、これまでの音楽活動を時代（Ｅｒａ）ごとに区切り、「Ｓｈａｋｅ　ｉｔ　Ｏｆｆ」「２２」など全４５曲を歌唱。「アリガトウ！大好き！」と叫び、グラミー受賞についても「この上ない感謝」と語るなど、笑顔で来日公演をスタートさせた。