サバンナ高橋 男児死亡の認可外保育施設が人員不足認識も「不足してたかもって後から言われても…取り返しが」
お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄が8日、日本テレビ系「DayDay.」に出演。昨年12月に都内の認可外保育施設で、生後4カ月の男児が意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡していた事故について言及した。
番組では、東京都世田谷区の認可外保育施設で生後4カ月の男児がうつぶせの状態で見つかり死亡した事故について特集した。
男児の両親は7日に会見し、保育施設へ「うつぶせ寝はやめてほしい」と頼んでいたにもかかわらず、うつぶせ寝が行われていたと訴えた。
当時、保育施設では0~2歳児の計9人を男性園長を含む3人で見ていたが、唯一保育資格を持つ園長が外出した25分の間に異変が起きたという。園長は「本当はそういう人材とか人員を配置しなければいけなかったんですけど、経営的に厳しい状況だった」などと人員の配置不足を認めた。
男児の両親は認可保育園に全て落ちたため、この認可外保育園に預けたが、その1カ月後に事故が起きた。高橋は「お父様も、お母様も働いてたら、絶対預けないとあかんという状況もあるやろうし、保育園に落ちて、認可外に預けるという状況もめちゃくちゃあると思う」とした上で、「人数も元々足りてなかって、『もしかしたら人材が不足してたのかも知れません』って後から言われても…。もう取り返し付かないことですしね」とやりきれない両親の思いを代弁した。
南海キャンディーズの山里亮太が「我々、プロフェッショナルだと思って頼んでしまうんで。目の前にある現状は正しいものとして受け入れてしまいますもんね」と信頼してしまうと指摘。高橋は「結局、園長がどっか行っちゃってて、アルバイトの方2人であんだけの子ども見られるのかっていったら、やっぱり心配ですよね」と、保育施設の安全体制を厳しく指弾した。