相沢友子氏 芦原妃名子さん死去前SNSで困惑つづる「過去に経験したことのない事態」「残念ながら」「苦い経験」
漫画「セクシー田中さん」のドラマ化作品の脚本を担当した、相沢友子氏が8日、SNSを更新し、原作の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことを追悼した。
相沢氏は昨年10月に日本テレビ系で放送開始されたドラマの脚本を担当した。しかし、芦原さんは今年1月26日にX(旧ツイッター)で、脚本の内容について、日本テレビ側と折り合いがつかず、9、10話は自身が担当した経緯などをつづった。
相沢氏は、最終話の放送日の12月24日にインスタグラムで「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることになりました」とつづった。
その後のインスタでは、「『セクシー田中さん』最終回についてコメントやDMをたくさんいただきました。まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします」と再度、記した。
その上で「ひとりひとりにお返事できず恐縮ですが、今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。どうか、以後、同じことが二度と繰り返されませんように」と、記述した。
芦原さんは、なくなる直前のX(旧ツイッター)で「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」と書いていた。
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