ゴジラ3部門制覇 神木隆之介&浜辺美波がゴジラポーズで歓喜 「第66回ブルーリボン賞」授賞式

 東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する「第66回ブルーリボン賞」の授賞式が8日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。コロナ禍を経て、4年ぶりの開催。映画「ゴジラ-1.0」が作品賞、神木隆之介(30)の主演男優賞、浜辺美波(23)の助演女優賞の三部門を制覇。キャスト2人と同作の山崎貴監督(59)が“ゴジラポーズ”で喜びを表現した。司会は昨年度主演賞の俳優・二宮和也(40)と女優・倍賞千恵子(82)が務めた。

 “ゴジラ級”の喜びが爆発した。3冠達成に、メガホンを執った山崎監督は「“うちの子たち”が賞をいただいて本当に幸せなことですし、ブルーリボン賞なかなかやるな」とニヤリと笑った。

 3部門制覇の「ゴジラ-」は、ゴジラ生誕70周年&実写30作目の記念作だ。最先端のVFXを駆使した映像美が評価され、国内興行収入は57・3億円(4日時点)を突破。日本アカデミー賞で主要部門含む最多12部門の優秀賞を受賞し、米アカデミー賞で日本映画初の視覚効果賞にノミネートされるなど、世界的話題を呼んでいる。

 同作で主人公・敷島浩一を好演し、映画「大名倒産」でも評価を集めた神木。今回がブルーリボン初受賞となり、「名誉あるすてきな賞を受賞することができて、本当に幸せです。選んでくださり、ありがとうございます」と歓喜のスピーチ。「皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げ、「この賞を胸に刻んで、これからも見てくださった方々の思い出に残れるようなお芝居をしていきたい」と誓った。

 「ゴジラ-」でヒロイン・大石典子を演じた浜辺は、横に監督&神木が並ぶ壇上で「2人と作品賞も共にすることができて、緊張するにもしきれない安心感があります。本当にうれしいです」と笑顔。昨年前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」で夫婦役でも共演した神木に対しては、「そばで二年以上ご一緒させていただいて、神木さんの座長として導いてくださるパワーにずっと助けられていた。心からお祝いを」とねぎらった。

 「ゴジラ-」がノミネートされている、日本アカデミー賞は3月8日に東京・グランドプリンスホテル新高輪、米アカデミー賞は10日(日本時間11日)に米ハリウッドで授賞式が開催される。再びゴジラの“喜びの咆哮”が上がるか-。快進撃に注目が集まる。

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