春風亭小柳枝さん老衰のため死去 89歳 脳梗塞を闘病8年
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落語家の春風亭小柳枝(本名・臼井正春 うすいまさはる)さんが1月31日午前11時52分に老衰のため、埼玉県内の病院で死去したことを9日、落語芸術協会が発表した。89歳だった。この日、葬儀は近親者のみで執り行われた。
1月31日に、朝食を食べたあと、穏やかな顔で眠るように亡くなったという。
1936年、東京都新宿区に生まれ、サラリーマン生活をへて、1965年、四代目春風亭柳好に入門。笑好を名乗る。
1976年、NHK新人落語コンコールで優秀賞。2016年に脳梗塞で倒れたあと、リハビリにつとめ、幾度となく寄席の高座をつとめたという。
同協会によれば、最後の高座は2018年9月の浅草演芸ホール。