小池百合子都知事の国政復帰→総理に「ついにジョーカーが」高橋洋一氏「政策は無茶苦茶」も「麻生さん落としたら」
元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が9日、YouTubeチャンネルを更新。裏金問題による派閥の解散で自民党が混乱状態にある中で、小池百合子東京都知事が総理候補として注目を集めているという話題を取り上げた。
高橋氏は「ついにジョーカーが出てきた」とニヤリ。「普段は何もしなくて、こういうときだけグイッと出てくるのが小池さん。彼女の最も得意とする分野」と「小池劇場」を予測した。
公職選挙法違反で逮捕、起訴された柿沢未途被告が議員辞職した補欠選挙が4月に行われ、そこに自民党に協力するモーションを出す形で、国政復帰をはかるのでは?とコメント。「小池さんも70歳を過ぎているからラストチャンス」と話した。
「普段は政策は無茶苦茶なんだよね」と、2017年に築地市場が豊洲に移転する際に、小池知事が「安全だが安心ではない」と発言して開場が遅れたことを引き合いに、「あれで豊洲の開発がものすごく遅れちゃった。『千客万来』だって開業が遅れて、ヒドイ迷惑をかけているのに、全然シャーシャーとテープカットしている。凄いよな。あの方こそ、THE政治家。こういう政局のときこそ、やる気が湧いちゃうんじゃないの」と話した。
肝心の総理への道に関しては「岸田派だって麻生さんを落としたらなれるかもしれない。大宏池会を落としたらなれるかもしれない」とありえない話ではないと睨んだ。