ムロツヨシ 林遣都の出産立ち合い実現に一役 へその緒は「ムロさんが切ったと言っても過言ではない」
俳優のムロツヨシ(48)が9日、都内で公開を迎えた主演映画「身代わり忠臣蔵」の初日舞台あいさつに川口春奈(28)、林遣都(33)、河合勇人監督(54)と登場。また作品に出演する本多力(44)が司会を務めた。
イベントでは、撮影を振り返ってトーク。林は「撮影中に、子供が生まれたんですけど」と切り出し「ムロさんと京都で撮っている時に生まれそうで。その日のうちに新幹線に乗れば立ち会えるけど無理かな…みたいな」と考えていたという。だがそこからムロを中心に、スタッフが林の撮影を最優先して、スケジュールを大幅に前倒し。そのかいがあって出産に立ち会えたと明かし「あの時の現場の士気がすごかった。他のカットは残っていたけど、監督も『大丈夫』って言ってくれて、ムロさんも終わったらすぐ『行け、行け』って。生涯忘れられない日でしたね」と感謝した。ムロは「当たり前のことを発言し、行動に移しただけなんですけど」と照れ隠しも「一生に一度のこと。撮影も大事だけど、間に合うっていうのもあったからね」とした。
林が「ムロさんのお心遣いのおかげで、僕は子供のへその緒を切ることができた。だから僕の子供のへその緒はムロさんが切ったと言っても過言ではないんです」と熱っぽく語るとムロは「それは過言だよ!俺切ってないから!それを過言というんです!」と突っ込んでいた。