SixTONES・松村北斗 移動時には「シームレス」な気遣いを意識 上白石萌音は爆笑「成功していますね」

 SixTONES・松村北斗(28)と女優・上白石萌音(26)が10日、W主演を務める映画「夜明けのすべて」の公開記念舞台あいさつに光石研(62)、三宅唱監督(40)とともに登場した。

 作品にからめて、日頃から心がけている誰かのためへの気遣いを問われると、松村は「自己満足なんですけど」と前置きしながら、撮影現場でキャストやスタッフが一斉に移動する状況を挙げ「後ろの人たちの会話が弾んでいた時、段差を見つけて『気をつけて』と言うとわざとらしいじゃないですか。だからわざと(オーバー気味に)『おぉっと』みたいに沈み込みます」と回答。細かすぎるこだわりに会場からは笑いが起きた。

 撮影中はまったく気がつかなかったという上白石は大爆笑。松村が「シームレスにやっていますから。潜在意識に段差があるっていうのを教えていますから」と説明すると、上白石は「私が転ばなかったので、成功していますね」とにっこり。舞台あいさつを終えた降壇時には松村と2人そろってオーバーリアクションで階段を下りて、会場をわかせた。

 本作は、パニック障害を抱える山添くん(松村)と、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)の職場での絆を描いた作品で、小説化・瀬尾まいこ氏の同名小説が原作。第74回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門への正式出品も決まっている。

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