藤井聡太八冠が朝日杯オープンで決勝進出「いい状態で頑張りたい」2年連続5度目の優勝狙う
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第17回朝日杯将棋オープン戦準決勝が10日、都内で指され、藤井聡太八冠(21=竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖)が、糸谷哲郎八段(35)に勝利した。2年連続5度目の優勝をかけた決勝へと駒を進めた。
朝日杯は持ち時間40分の早指し棋戦。先手の藤井八冠は後半にリードを大きく広げて勝ちきった。決勝は永瀬拓矢九段-西田拓也五段の勝者との対局で「しばらくはこの(対戦相手の)対局を観戦しようかなと思います。決勝戦もいい状態で頑張りたいと思います」と意気込んだ。
藤井八冠が優勝なら同杯の優勝回数で羽生善治九段(53)に並び最多タイの5度目となる。過去17、18、20、22年で優勝している。