「セクシー田中さん」芦原妃名子さんの急死めぐり小学館と脚本家の声明に致命的食い違い 番組プロデューサーの説明求める声も

 昨年10~12月に日本テレビ系で放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが、今年1月29日に死亡しているのが発見されたことを受け、当初は沈黙を貫いていた同作の脚本家・相沢友子氏と、同作の発行元である小学館が8日に相次いで声明を発表した。だが、両者のコメントには肝心な部分で致命的な食い違いが見られたことで、ネットを中心にさらに両者への不信感を示す声が殺到した。

 芦原さんが1月26日に自身のX(旧ツイッター)で、ドラマの脚本が「改変」されていたとし、修正するために小学館を代理人として日本テレビ側と交渉を重ねており、結果として9、10話については自ら脚本を手がけたと明かしていた。これに対し相沢氏は8日にインスタグラムで「私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」と告白。「いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます」と明かした。

 一方で小学館は公式サイトで「映像化については、芦原先生のご要望を担当グループがドラマ制作サイドに、誠実、忠実に伝え、制作されました」と釈明。芦原さんの死に直接、影響したとみられる部分で正反対の証言が生まれており、ネット上では「話が食い違いすぎてる」「後付け設定も矛盾しててヤバイ」などと批判が相次いだ。

 さらに、批判は同作を担当した日本テレビのプロデューサーにも飛び火。「プロデューサーがコメントしない限り収まらない」「日本テレビとプロデューサーが問われる説明責任」「誰が誰に何を伝え、どのように脚本が作られていったのか。悲劇の根幹はそこにある。そして、それを知っているのはプロデューサーしかいない」とする声も多く見られた。

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