川崎希 SNSでの誹謗中傷「1日1万件以上」 開示請求で激減も、費用は「100(万円)いく。凄い損です」
元AKB48の川崎希が11日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。2019年に誹謗中傷に対して開示請求したことについて詳細に明かした。
番組では、ネット上での誹謗中傷への対策を強化するため政府がプロバイダー責任制限法を改正する方針を固めたことについて取り上げた。
川崎は自身のSNSへの誹謗中傷について「日常生活に支障が出るくらい、1日1万件以上書かれてたりして。たとえば私がカフェに行ったりすると、カフェで備品を盗んでいたみたいな、スプーンやフォークを盗んでたみたいな、書き込みを誰かがして」と話した。
MCのタレント・東野幸治が「これちょっとビックリする。笑ろうてまうというか」と信じられないような表情を浮かべたが、川崎は「でも、それを信じる人がいるですよね。信じた人からまた攻撃される」と誹謗中傷が増幅されたという。
さらには「テレビ局とかにも問い合わせがいって。“こういうことをして(いる人が)出ていいんですか?”みたいのがあって。番組の人からも聞かれて。聞いてくる時点でそういうこと疑われていると思うとちょっと悲しいですし」と仕事に支障もきたすようになったことを告白。開示請求に踏み切り、認められたのは請求から半年から1年後だったという。「会ったことがない地方の主婦の方で。こんなにしつこく書くから、私に恨みがある近しい人かと思ったんです。会ったこともなくて、一方的にSNSで私を知って攻撃してたというので。嫌なら見なきゃいいのに、書かないと気が済まないみたいで」と意外な人物が特定されたと振り返った。
「私がその人に前科つけたいとかそういう気持ちはなくて、とにかくやめてほしいと思ってて」と、反省してことから刑事告訴は取り下げ、女は書類送検されたという。
開示請求に伴う費用についても明かし、「使った金額は100(万円)とかいくと思います。私は1円も書いた人からもらってないです。すごい損なんですよね」と明かした。現在は「まだあるんですけど。でもそこまでいかない1日4、5件とか。それぐらいだと生活に支障はないので」と開示請求によって激減したと話した。