「海猿」原作者、伊藤英明の投稿内容に疑念示す 違和感指摘し「会ったのは誰だったのでしょうか」
「海猿」「ブラックジャックによろしく」などの人気作を手がける漫画家の佐藤秀峰氏が10日深夜、自身のnoteを更新。今月2日にnoteに投稿した記事への反響をつづり、俳優・伊藤英明の反応に疑念を呈した。
佐藤氏は2日、日本テレビ系で昨年放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者・芦原妃名子さんの訃報に触れ、「海猿」の映像化をめぐる自身の経験を明かす記事をnoteに投稿。大きな話題となった。
この日佐藤氏はnoteで「先日、投稿した『死ぬほど嫌でした』という記事が大きな反響を呼びました」と報告。さらに「その中で映画主演俳優との初対面の印象について、『嫌なヤツだと思いました』と書きました。それに対し、俳優の伊藤英明さんが自身のインスタグラムを更新し、記事について言及しました」と説明した。
その上で、伊藤がインスタグラムに掲載した「記事を読みました。『海猿』は僕にとって一生の財産です。(中略)約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています。撮影に携わった全員で過ごした時間も作品も自分の宝物です」との文章を引用。伊藤が投稿に添付した、自身のサイン入り原画の写真も掲載した。
佐藤氏は「伊藤さんの大人な対応に、自分の未熟さを恥じ入るばかりです」と反省の弁をつづりつつ、「ところで、イラストに書かれた日付を見ると2005年となっています」と指摘。「僕が撮影現場を訪れたのは2012年(もしくは2011年?)の一度きりです。2005年に伊藤さんが会ったという『佐藤先生』とは、一体誰だったのでしょうか」と、伊藤の投稿内容を訝った。