内博貴 3回目の太宰治役 「自分の中の太宰像は崩さずにやれています」

 俳優の内博貴(37)が11日、都内で太宰治原作、日本昔ばなしの「お伽草紙」をもとに制作した舞台版「舌切雀」(9日~2月18日、ヒューリックホール東京)の取材会に、片岡鶴太郎(69)、萬田久子(65)、松本幸大(35)とともに出席した。

 太宰が戦禍の中で書き上げた「お伽草紙」を、今舞台では歩んできた生きざま、新しい時代のエッセンスを織り交ぜながら、夫婦の心の中に秘められた愛情を描いた。3回目の太宰役となった内は「今までやってきた太宰さん役とは違うが、自分の中の太宰さん像は崩さずにやれています」と話した。

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