R-1審査員で炎上のお見送り芸人しんいちへ M-1審査員で炎上過去の立川志らくが「見返してやれ」

 落語家の立川志らくが14日、Xを更新。お見送り芸人しんいちがR-1の審査員となったことについて、自身のM-1審査員時代を振り返り「針のむしろだった」と投稿。「おい、お見送り芸人しんいち、頑張れよ。芸人仲間、視聴者を見返してやれ」とエールを送った。

 志らくは、しんいちのR-1準決勝での審査員が炎上していることに「まず、彼に文句を言うのは筋違い。彼が審査員になりたいといったわけではない」と記述。審査員就任に異論を唱えているZAZYについても「勿論ZAZYの言う事もわかる」とした。

 その上で「でもね、一部問題になっているキャリア、後輩が先輩を審査する、はいけないことなのか」と切り出し「落語の世界でも人気者、力のある者がトリをつとめる事が多い。真打ち昇進を年功序列でやっていたから落語の世界の衰退につながった部分もある」と、自身のホームである落語界の現状も説明した。

 「大相撲だって強いものが上にあがる。昨日まで先輩の褌担ぎが番付が変わり立場が逆転するなんて話、ざらにある」とし「お見送り芸人しんいちは堂々と審査すればいい。こいつに審査されたくなければ出場しなきゃいいし、芸人ならお見送り芸人しんいちに高得点をつけさせ優勝して、やがて自分の方がスターになって見返せばいい」ともつづった。

 自身もM-1審査員を務めた際は「針のむしろだった。Twitterでも大炎上」と振り返るも「でも5年の間に志らく枠という言葉まで生まれた」とも。「余談だが、笑点の座布団配りの補佐をやっている愛楽。一之輔どころか、たい平より彼は先輩だぞ。でも腐らずに亡き師匠の恩返しのために続けている」と、54歳の三遊亭愛楽の存在も紹介。

 「おい、お見送り芸人しんいち、頑張れよ。芸人仲間、視聴者を見返してやれ」とエールで結んでいた。

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