「水ダウ」インたけ再登場 視覚障害のR-1王者「障害者の芸人に慣れてもらうことが大事」

 視覚障害を持つ芸人で、18年のR-1優勝者である濱田祐太郎が14日、Xを更新。この日TBS系で放送された「水曜日のダウンタウン」で吃音(きつおん)の芸人・インタレスティングたけしのその後が描かれたことに言及。「障害者の芸人もバラエティーにバンバン出して世の中に慣れてもらうことの方が大事だと思う」との思いをつづった。

 この日の「水ダウ」では、1年半前にチャンス大城に説教される立場として出演したインタレスティングたけし(インたけ)が再び登場。前回登場時は、インたけが吃音(きつおん)であったことから、後日、NPO法人「日本吃音協会」がTBSに抗議文を送るなど、大きな反響を呼んだ。

 今回はインたけのその後として、今度はインたけが、チャンスにドッキリをしかける企画を放送。前回の放送の影響があり、芸人を辞めるとチャンスに告げ、その反応を見ていったが、チャンスは泣いてしまうなど、その優しさが浮き彫りとなる、ほっこりするドッキリとなった。

 この放送に、やはり障害を持つ濱田はXで「インたけさんは周りがいじってさらに力を発揮する芸、俺の盲目は自分で完結できる芸。どっちもちゃんとした芸」とつぶやき「正直言うと議論するより、障害者の芸人もバラエティーにバンバン出して世の中に慣れてもらうことの方が大事だと思う」との考えをつづった。

 続けて「今日の水曜日のダウンタウンのインたけさんの話。障害者の芸人がバラエティーに出る事はどうか?なんて議論は真面目な番組でやればよくて。本当にバラエティーなら本人たちをどんどん出演させて面白い事をやればいい。バラエティーの作り手側も障害者の芸人を出演させることに慣れなきゃいけない」と、見る側も作る側も、障害を持つ芸人について「慣れ」が必要だと訴えていた。

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