伊集院光「テレビでほとんど言ったことないけど」5歳上の兄との関係 「水ダウ」インたけ登場で思い
タレントの伊集院光が14日、TBS系「水曜日のダウンタウン」で、「テレビでほとんど言ったことがない」という、5歳上の兄との関係を明かした。
この日の「水ダウ」では、1年半前に登場したインタレスティングたけし(インたけ)が再登場。前回はチャンス大城に説教ドッキリをしかけられたため、今回はインたけがチャンスにドッキリをしかけるという企画を放送した。
前回の放送時は、インたけが吃音であったことから、日本吃音協会がTBSに抗議文を送るなど、騒動となったが、インたけ自身はいじられたという認識はなく、もっとテレビに出たいと主張。チャンスには「芸人を辞める」というドッキリをしかけ、チャンスは涙。後輩を思う気持ちがあふれる企画となった。
これを見た伊集院は「吃音協会の人が守らなきゃいけない人もいっぱいいるし、吃音協会がいいとか悪いとかではない」とした上で、「テレビではほとんど言ったことないけど、5歳上の兄、かなり強い吃音で」「からかわれているのもずっと見てきた」と切り出した。
伊集院がお笑いを始めたきっかけはその兄の存在。「彼はネタのセンスがめちゃくちゃいい。自分が言ったらウケないから、お前が言ってくれって」と告白した。そんな兄が作ったネタで「大好きなネタ。でもテレビですごくちゅうちょするネタだけど『オレが出前でタン麺を頼むとタンタン麺が来る』っていうネタなの」と話し、「普通にフランクでしゃべったら笑えていいはずの話なんだけど、ここで炎上したらどうしようと思うから、みんなリアクション考えちゃうじゃないですか」と吃音ネタの難しさを訴えた。
「これを超えるネタをインたけくんがやってくれて、細かいこと全部忘れて腹抱えて笑っちゃったから、あいつの勝ちだよって、理想論だけど、なってほしい」との思いを語った。
これにナイツ塙が「インたけ君も、ラーメン二郎で『まし、まし、まし』って言ってスゴい量が」というネタがあると披露。伊集院が「持ってんじゃん!」と喜ぶと、塙も「タンタン麺超えたネタあるんです」とインたけに代わって胸を張っていた。