『セクシー田中さん』原作者急死で日テレ「社内特別調査チーム」設置 真摯に検証
日本テレビは15日、昨年10~12月に同局系で放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが1月に急死した件を受け、社内特別調査チームを設置することを発表した。
声明では「芦原妃名子さんに哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」とし、「読者・視聴者の皆様、ドラマの出演者、関係者の皆様に、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」などと謝罪した。
同局は「今回の事態を極めて厳粛に受け止め、これまで独自に社内調査を行っておりました」と明らかにし、さらに弁護士など外部の有識者や、原作漫画を出版してドラマ化の窓口となっていた小学館の協力も受けるという。調査チームはドラマ制作部門からは独立し、コンプライアンス推進室が中心となって経緯などを調べる。
調査結果の公表も検討しているといい、同局は「早急に調査を進め、真摯に検証し、全ての原作者、脚本家、番組制作者等の皆様が、より一層安心して制作に臨める体制の構築に努めてまいります」とした。