M!LK吉田仁人 げんじぶ武藤潤は「アライグマみたい」EBiDAN先輩後輩クロストーク

 M!LKの吉田仁人(じんと=24)と原因は自分にある。の武藤潤(22)によるクロストークが実現した。2人はメガヒットゲームを舞台化した「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE」(ヒューリックホール東京・23日~3月3日。全14公演)で初共演。吉田が初主演で戦乱に巻き込まれる王子のモント・リオニスを、武藤は双子の弟・シュテル・リオニスを演じる。俳優として向き合い、刺激を与え合う日々を明かした。

  ◇  ◇

 -舞台出演を聞いた時の感想は?

 吉田「主演作品自体が初めて。みなぎってるのかプレッシャーなのか分からないですが、ずっとヒリヒリしています」

 武藤「すごい人気作品の舞台化ですから、出られることが、すごくうれしかったです」

 -それぞれ演じるキャラクターは?

 吉田「僕は自分を過少評価しちゃうような王子ですね。もう戦いたくもなければ、若干、内向的。自分自身とキャラクターは結構かぶっています」

 武藤「今まさにモントらしさを重ねていく作業をされているのが伝わってきますね」

 吉田「武藤は雄々しい王子役。ビジュアル的にはすごく合っている気がするけど」

 -EBiDANでは先輩・後輩。これまでの接点は?

 吉田「武藤とは、ちょくちょくイベントで一緒になるぐらい。最近になってEBiDANの交流ができ始めて、みんなで集まるタイミングも増えてきたんですけど、ちょっと前まで全然会わなかったよね」

 武藤「なかったですね」

 吉田「基本的に別の稼働があるので。芝居のレッスンが一緒だったぐらいです。でも、気になってる後輩だったんです。見た目はキリッとしてるのに、喋ってみたらホワホワしていて」

 武藤「そうですか?」

 吉田「芝居のレッスンの時も『はい!はい!』って、話が通じてるのかなって(笑)。げんじぶ(原因は自分にある。)の中ではシャキッとして見えるけど、げんじぶは、全体的にフワフワしてるから。武藤はアライグマみたいなイメージ」

 武藤「アライグマじゃないですよ(笑)。僕は吉田さんをM!LKさんのライブで拝見していたので、頼りがいのあるお兄さんっていう印象です」

 吉田「この舞台をきっかけに距離が縮まった感じですね。連絡先も交換したし、近いうちに食事に行こうかなと。何を食べたい?」

 武藤「え?いいんですか?舞台は殺陣のシーンも多いのでスタミナをつけたいです」

 吉田「焼き肉に連れていきましょう(笑)」

 -今作の舞台で意識していることは?

 武藤「声、音色、音程を意識しています。一発勝負のプレッシャーや、何が起こるかわからないっていう怖さはありますが、それも含めて楽しんでいけるんじゃないかなと」

 吉田「強心臓…。一番は見栄を張らないことを意識しています。分からないことは分からないと素直に。武藤からもこうした方がいいとかあったら意見が欲しい。言い合える関係性にしたいし、全力でしっかり甘えていきたいです(笑)」

 ※人気ゲーム「FINAL FANTASY」シリーズを初めてストレートプレイで舞台化。特殊な力を持つ小国「リオニス」を束ねる双子の王子たちが過酷な運命に翻弄(ほんろう)される様を描く。吉田が兄のモント、武藤が弟のシュテルを演じ、幾重にも交錯する重厚な人間ドラマを展開する。

 ◆吉田仁人(よしだ・じんと)1999年12月15日生まれ。鹿児島県出身。趣味は音楽、ラジオ、コーヒー。特技は合気道(1級)、ダンス。M!LKでの担当カラーは「きらめきイエロー」。圧倒的なダンスパフォーマンスと歌唱力でグループを支えるリーダー。

 ◆武藤潤(むとう・じゅん)2001年8月18日生まれ。東京都出身。趣味は映画鑑賞で月に3本映画館で観賞。ほかに油絵・デッサン・模写も。特技は空手で初段の腕前。黒帯。水泳も得意で四泳法すべて泳ぐことができる。バスケットボールも中学生時代に部活動で3年間やっていたという腕前。

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