松平健 NHK朝ドラ初出演決定 橋本環奈扮するギャルの祖父役
俳優の松平健(70)が、24年後期NHK連続テレビ小説「おむすび」にギャルのヒロイン・米田結(橋本環奈=25)の祖父役で出演することが15日、分かった。
朝ドラ初出演の松平が演じるのは野球のホークスファンで元長距離トラックドライバー、自由奔放な大ホラ吹きの米田永吉役。楽隠居を満喫し、精力的にあちこち出歩くキャラクターだ。
松平は「人助けのためなら家庭も顧みず突っ走る自由奔放な永吉、これまでに演じたことのない面白さのある人物です」と役の印象を述べ、「初の朝ドラ出演でまた新鮮な役柄に挑めることをとても嬉しく楽しみに思っております」と出演を喜んだ。
制作統括の宇佐川隆史氏は「バイタリティーあふれる形を人物でどう表現するか、となった時に松平さんのお名前が挙がった」とオファーの経緯を明かし、「私も『マツケンサンバ』が大好きだったので、想像を軽く超えてくるあの感じをぜひ出してほしいと思っていました。オファーの後、まさかこんなにも、私たちの想像をさらに超えた活躍をされるとは」と興奮気味に語った。松平はオファーを受け、「面白い」と快諾したという。
ヒロインの父・聖人役は北村有起哉、母・愛子役は麻生久美子、祖母・佳代役は宮崎美子が演じる。宇佐川氏は、「“化学反応がおこる家族”を目指した結果、最強の家族・米田家が誕生しました!」と自信たっぷり。もう一人の制作統括・真鍋斎氏は「リアリズムを外さない範囲でなるべく、家族も含めてギャルっぽい感じになっていけば」と期待した。