向井理 勝村政信との2人芝居に意欲「稽古を楽しく重ねていけると思う」ホラー演劇の傑作
俳優の向井理(42)と勝村政信(60)が舞台「ウーマン・イン・ブラック」(6月9~30日、東京・PARCO劇場。大阪、北九州、愛知でも上演)に出演し、2人芝居を繰り広げることが15日、分かった。
同作は、ロンドン・ウエストエンドで34年間上演されたホラー演劇の傑作。観客のいない劇場を舞台に、中年の弁護士・キップスと若い俳優がたった2人で、過去に体験した世にも恐ろしい出来事を劇中劇の形にして再現していく。日本では1992年に初演され、今回が8度目の上演。2015年には岡田将生(34)と勝村のタッグで上演された。
向井はヤング・キップス役。親交がある勝村との共演に「何でも相談でき、何でも受け止めてくださる方なので稽古も楽しく重ねていけると思います」と期待している。9年前と同じオールド・キップス役の勝村は「演劇界の宝とも言える戯曲が再演されることになりました」と喜び、「世界一恐ろしい舞台でありながら、とても楽しい舞台です」と力を込めた。