ハーバード卒ヴァイオリニスト 佐々木麟太郎のスタンフォード入学は「野球できるから…ではない」
ハーバード大卒のヴァイオリニスト・廣津留すみれ氏が16日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、米国の超名門スタンフォード大への進学が発表された花巻東の佐々木麟太郎について、スタンフォードに入るのがどれだけ難しいかを力説した。
番組では佐々木のスタンフォード大進学を取り上げた。スタンフォードは世界大学ランキングで2位という超名門。これにハーバード卒の廣津留氏は「野球ができるから入れるんでしょ?っていう人もいるが、全くそんなことはなくて」と説明。
ハーバードでも「同級生にフェンシングでオリンピックに出てる人とか、論文を科学雑誌にバンバン載せてる人とか、ディズニーチャンネルで女優やってます、って人とか、いろんな課外活動をやっている人がいて、その中で選ばれないといけないので相当大変。学業はできて当たり前」という世界だという。
もちろん授業最優先で「ディスカッション、レポートやらないと。大学には勉強しに来ているので、その上で何ができるのかっていう世界」ともコメント。
さらに課外活動がスポーツであることには「リクルーティングスタッフさんがいて、どれだけいい選手を連れてこられるか、PRに命をかけているので、そこでも他の素晴らしい野球のポテンシャルある高校生をふるいにかけて、なおかつ学業も大丈夫となって合格がでる。相当なプロセスを踏んでいる」と相当な狭き門であることを説明だ。
唯一、有利だったと思われるのが「花巻東が大谷さん効果で、大谷さんが出た高校です、かつ、大谷さんよりホームラン打ってるとなったら、アピールポイントになったと思う」と分析していた。