「ブギウギ」ジャングル・ブギー作詞の「こだわりの強い監督」は世界的巨匠だった【ネタバレ】
16日に放送されたNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、羽鳥(草彅剛)がスズ子(趣里)のために新曲「ジャングル・ブギー」を書き下ろす。作詞は「こだわりの強い監督でね」という映画監督と説明されたが、ドラマ公式Xではその監督の名前が明かされた。
この日の「ブギウギ」では、スズ子の思いが通じたタイ子(藤間爽子)が病気を治すと約束。脚気であると診断されるも、息子の達彦とともにもう一度前を向いて生きることを約束する。
タイ子と仲直りできたことをおミネ(田中麗奈)に伝えると、おミネは喜び、スズ子の唄でパンパンの女性たちも励まされていると伝え、歌ってみんなを元気づけてほしいと呼びかける。これでスズ子は羽鳥のもとへ行き「来月のショーで新曲を披露したい」「友達に聞かせたい」と新曲をせかす。
羽鳥は「友達って?」と聞くとスズ子は「ラクチョウのおミネさんです。もちろんパンパンの子らにも」「みんなええ子たちです。みんな必死に生きてるだけや」というと、羽鳥は「パンパンガールねえ」というと「そうだ!」といって楽譜の山からある歌詞が書かれた紙を探し出す。
「ずいぶん前に、とある監督から映画の主題歌を依頼されていることを思い出したんだ」といい「ガチャガチャせかされることはないんだが、こだわりの強い監督でねえ」「ハンパな曲じゃ通用しないといったん保留にしてたんだ」「さっぱり意味の分からない歌詞なんだが、君の話を聞いてたら…」と言うと30分で曲を書き上げた。それが「ジャングル・ブギー」だった。
「ウワーオワオワオ、私は女豹」などとスズ子がワイルドに歌うこの歌の作詞は、ドラマ公式Xによると「『ジャングル・ブギー』の作詞は映画監督の黒澤明さんです」と明かされており「黒澤監督の映画『醉いどれ天使』の劇中歌として作られ、笠置シヅ子さんは“ブギを歌う女”として映画にも出演しています」と説明されていた。