フジ社長「必要に応じて適切に対応したい」 松本人志休業で2番組のタイトル変更と後任キャスティング
フジテレビの定例社長会見が16日、都内の同局本社で行われ、港浩一社長は、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志の性加害報道と活動休止による影響を明かし、今後の対応に言及した。
同局では松本がMCを務めていたバラエティー番組「まつもtoなかい」の後任MCとして嵐・二宮和也を起用し、タイトルも「だれかtoなかい」に変更。4日から、これまでレギュラー出演していた中居正広と二宮のMCで放送された。同じく松本がMCを務めていた「人志松本の酒のツマミになる話」のタイトルも「酒のツマミになる話」(金曜、後9・58)とし、リニューアルするなど対応が続いた。
港社長は「性加害が許されないのは当然のことですが、報道されている松本さんの疑惑については双方の言い分が食い違っていて訴訟にもなっていますので、この場でコメントするのは差し控えさせていただきます」とし、今後については「吉本興業さんが当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めているということですので。まずは推移を見守りながら、必要に応じて適切に対応していきたい」と話した。