今はハリウッド超大物スターの無名時代「10年後は別人かと」 戸田奈津子さんが衝撃秘話「外は女の子がいるから怖い」
映画の字幕翻訳家で通訳の戸田奈津子さんが17日、都内で行われた「テルマ&ルイーズ4K」公開記念トークイベントに出席した。
映画は、平凡な主婦とウエートレスにスポットをあてた90年代を代表する名作。リドリー・スコット監督の監修で4Kレストア化した。世界的な名優にして映画プロデューサーのブラッド・ピットが無名時代に出演していたことでも知られる。
映画の字幕翻訳を務めた戸田さんは当時のブラッド・ピットを「この頃の彼って、この映画で突然脚光を浴びちゃったのね。スター扱いなんかされたもんだけど、その頃は全然どう対処していいか、全然わかってなかったんですよ」と回想。「ホテルに泊まると、全部ルームサービスでおみそ汁とサンドイッチ。部屋でギターをぽろんぽろん弾いてるわけ。『外に出たら?』って言ったら『女の子がいるから怖い』って言うんですよ」と、スターの若かりし日を明かし、笑わせた。
戸田さんは改めて「10年ぐらいたってから会った時、本当に別人かと思いましたね。あんなシャイだった人も、堂々とオーラを放ってね」と思い出に目を細めていた。