永瀬正敏 一頓挫から27年越しで完成した主演映画に「世界でも稀にみる企画」と感激
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映画「箱男」に主演した俳優・永瀬正敏(57)が17日(日本時間18日)、ドイツで開催されている「第74回ベルリン国際映画祭」でのワールドプレミアに出席した。共演の佐藤浩市(63)、浅野忠信(50)、石井岳龍監督(67)とともにレッドカーペットを歩くと、現地のファンからは大歓声が送られた。
原作は安部公房の同名小説。97年に映画化される予定だったが、ベルリンでのクランクイン前日に資金の問題などで撮影中止となった作品だ。永瀬は「27年経って一度頓挫した映画がまた完成するというのは世界でも稀にみる企画」とコメント。因縁の地での上映に「何とも言えないストーリー」と感激していた。